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20000730


London



 朝のはよから、ショーン、ゆうこさんとBrick Laneのフリーマーケット。
 Brick Laneはインド系の居住地域で、高級インド料理屋が目立つ。しかしフリマの方はPortobelloとはぐっと違って、置いてあるもののゴミ度高し。その方がぼくの目当てのものは見つかりやすい。サーモンサンドをパクついてから、2時間ほど各人探索のため散開。
 絵葉書、譜面などを漁る。教会用なのか聖書関係の幻燈スライドがなかなかいい感じだったんだけど、重くてあきらめる。というか、さすがに連日歩きっぱなしでいささか疲れてきている。疲れてくると、店主とのやりとりが粗雑になり、会話が途切れてしまう。会話が「これはどう?」を引き出す。「これはどう?」と見えないところから品物が出てくる頻度で、その日の買い物の良し悪しがおおよそ決まる。今日は「これはどう?」は2回くらい。絵葉書、ハンコ、種板など。

 ショーンが「端まで行くとね、乾電池一つとか持っててそれが店だったりするんだ」と言うので、ずんずん端まで行ってみる。確かに、次第に出店はとりとめがなくなってくる。分類や編集という作業が失せ、単に散らかしっぱなしの子供部屋のようなもの、ひどいのになると、バッグが横倒しになりそこから物がこぼれ出しているだけのものまである。そばに人が所在なさそうに立っているので、ようやく転倒事故ではなく、店なのだと知れる。

 昼からOld Streetへ。Foundaryでゆうこさんとショーンのライブ。竹川君一家、入口さん、大谷さんも来る。前日やってたメトロノームを使った出し物がメイン。ちょっと急いでやってた感じ。もう二三回やるといい感じかも。デヴィッド・カニンガムが来てたので驚いた。ショーンの先生だったらしい。車椅子で来ていた緑さんは、じつは面矢さんと古い知り合いだと知る。世間は狭い。
 入口さんと、教会音楽と空間固有振動数の話をしている間に、大学の二階の踊り場で空間固有振動数を探るパフォーマンスをやるアイディアを思いつく。

 ライブがはねて近くのベトナム料理屋へ。飲み過ぎて帰りの車以降記憶なし。
 

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Beach diary